まちで見つけた小さなブラジル ~上智大学中南米研究会~(2/2)
登録日:2014年6月3日サン・ジョアン祭の様子
サン・ジョアン祭が終わると次は8月に行われる浅草サンバカーニバル。毎年50万人が訪れるという浅草一大イベントであり、日本におけるブラジルイベントで最も大きな催しと言っても過言ではない。いくつもの団体が参加する中に、この中南米研究会がいる。このイベントでは、音楽で周りの人々を楽しませていることを実感でき、自信にも繋がるとても有意義なイベントだと部員達は語る。また現在のサークル長は大学サンバ連合“ウニアン・ドス・アマドーリス”のリーダーとして、チームを浅草サンバカーニバルの優勝に導いた経歴を持つ。私達が訪問した際も、リーダーとしての彼の指導とカリスマ性が発揮されており、部員全員が高いモチベーションで、楽しそうに練習に取り組んでいた。
浅草サンバカーニバルの様子
練習風景
浅草をサンバ色に染めた後も中南米研究会の活動は終わらない。浅草サンバカーニバルの後にはソフィア祭が控えている。ソフィア祭とは、11月初旬に3日間通して行われる上智大学の文化祭のことである。上智大学をあげてのこの行事が中南米研究会にとってのメインイベントになる。8月から浅草カーニバルの練習と並行して文化祭の演奏の練習もするようで、忙しい分終えたときの達成感はたまらないとのこと。また、ソフィア祭で3年生が引退するため、部員にとっては最も思い入れのある行事だ。
ソフィア祭の様子
そして年度最後に待っているのが卒業ライブ。名前の通り卒業する4年生を送り出すライブだが、笑いあり、涙ありの感動のライブとなる。この他にも他大学のサークルと共同でライブを企画するなど、活動は非常に活発だ。
私達は訪問の際、数あるサークルの中からなぜ中南米研究会を選んだのか、という疑問を部員達にぶつけてみた。回答の中でも多かったものが、ブラジル音楽の陽気な雰囲気に惹かれた、先輩方の楽しそうに演奏する姿が良かったという理由だ。音楽を中・高と続けていたからという人もいたが、以前ブラジル音楽に関わったことのある人はごくわずかだった。また、ブラジル音楽の魅力についても伺ったところ、弾いていて楽しい、皆が参加してみんなが楽しめる音楽がとても良いという回答をいただいた。演奏する側も聴く側もともに楽しめるというのはブラジル音楽ならではの魅力だろう。
ついに開幕するブラジルWカップ、そして2016年にリオデジャネイロオリンピックを控えた今、ブラジルブームはさらに勢いを増すことだろう。中南米研究会一同も、ブラジルブームの普及の片棒を担げれば、と意気込んでいる。皆さんも一度、彼らの演奏を聴きにライブを訪れてはいかがだろうか。
明治大学藤井ゼミ 首都圏で見つけたブラジル A班 3年堀江、西塚、佐々木 2年宮内、山川、長南、黒崎 上智大学中南米研究会 HP: http://muu.in/cnk/ Twitter: https://twitter.com/sophia_cnk |
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